ウォーターアドベンチャー ~沢登り~

ボーイ
ボーイ

BS隊7月プログラムは2年ぶりの沢登り。前回と同じく、土曜午後に出発・現地に1泊しての沢登りキャンプを予定していました。

しかし、日本南岸に急に発生した台風により、本番前日に土曜日の出発をやむなく断念し、日曜早朝出発の日帰りプログラムに変更しました。

 

 

大台ケ原の近くの、とある谷沿いの道が途切れるところで車を降りますが、目的の沢はここからさらに2kmほど上流。当然徒歩の道中となるので、この駐車場で「武装」します。

 

車から降ろした装備の一部。結構たくさんありますが、当然これらを沢まで運ばなければなりません

 

今回特別に参加いただいたその道のベテランの応援リーダーから、ハーネスの付け方を教わります

 

ハーネス装着後、自分のヘルメットとライフジャケットを選ぶスカウトたち

 

自分がつけるライフジャケットやヘルメットを持ち、備品も分担して持って荒れた林道を遡上すること30分余、ようやく目的地の沢に到着しました。

 

 

ここではカラビナの正しい使い方、そしてエイト環と言われる金具とハーネスを用いた斜面の降り方などを教わり、そのまま陸地で練習します。

 

  

 

そしていよいよ沢登りを開始します。ただ、今年は前日通過した台風による降雨のため水量が多く、いつもの沢では危険なため、より水流の少ない支流を使って沢登りをしました。

それでは皆の奮闘ぶりをご覧ください。

 

         

 

昼食はパンとカップ麺。出来合いのものにしたのは、もちろん手運びする装備を少なくするためでもありますが、沢登りで冷えるであろう体を温めるためでもありました。

 

 

ただ、今年は前述のように水量が多く、毎回大人気を博す透明度抜群の滝つぼへの飛び込みができませんでした。そのため、体が冷えているスカウトはいなかったようです・・・

この午前中の沢登りだけでは欲求不満なスカウトが多いことを、リーダー達は察していました。

そのため、応援リーダー達はスカウトが昼食を摂っている間に、さらに上流の巨岩の滝を遡上できないか、ルートを探っていました。

 

巨大な岩のスキマから通れるルートがあるかを探る応援リーダーたち。右も左も巨岩です

 

下見の結果、ルートを確立し、昼食後に「沢登り上級編」の希望者をつのると実に14名中10名のスカウトが手を挙げました。

そして少々急な斜面や巨岩のトンネルを含む上級編の沢登りを満喫しました。

 

       

 

そして、滝の上からは先ほど講習を受けたエイト環を使った登山テクニックを使って急斜面を降下しました。

 

 

 

いつもとは違う沢でしたが、沢登りの魅力を満喫できたことと思います。帰りの車中、スカウトたちは爆睡だったことは言うまでもありません。

最後にハイライト動画をつけますので、是非ご覧ください!