- ボーイスカウトとは何ですか?
- どこの「団」にでも所属できるのですか?
- 女の子でも入団できるのですか?
- ボーイスカウトを始めたいのですが、どうすればよいですか?
- ボーイスカウトは、いつからでも始めることができるのですか?
- ボーイスカウトはどのような教育方針なのでしょうか?
- どのようなリーダー(隊指導者)や団委員が指導にあたっているのでしょうか?
- 活動頻度はどの程度ですか?
- どのような活動をしているのですか?
- 活動場所はどこになりますか?また、集合・解散の場所及び時間は?
- 保護者はどの程度参加が必要なのでしょうか?
- ボーイスカウト活動は、勉強のさまたげになりませんか?
- 学習塾やスイミングスクール、サッカー教室のような習い事とは異なるのでしょうか?
- ボーイスカウト活動にかかる費用はどれくらいですか?
ボーイスカウトとは何ですか?
ボーイスカウトは、イギリスで創設され、世界172以上の国と地域、5,700万人(女性のスカウトを含む)以上が、日本では約9万人が参加する「世界最大の青少年教育運動」です。
野外活動を通じて「人格・健康・技能・奉仕」という良き社会人となるために必要な青少年の資質を伸ばすことを目的としています。
どこの「団」にでも所属できるのですか?
日本におけるボーイスカウト活動は、地域ごとに「団」とよばれる組織があり、原則として居住地域の「団」に所属して活動することになります。
箕面第1団は、箕面市立「西小学校」「南小学校」「箕面小学校」の校区に居住する子どもたちを中心に活動しています。
女の子でも入団できるのですか?
可能です。現在、ビーバースカウト隊(年長9月〜小2)、カブスカウト隊(小2~小5)、ボーイスカウト隊(小5~中3)、ベンチャースカウト隊(中3〜高3)、ローバースカウト隊(高3〜大学生・社会人)の全ての隊に女性スカウトが所属しています。各隊のリーダーにも女性が含まれています。
ちなみに、ボーイスカウトへの女性の入隊は、1995年から始まりました。現在でも女性を受け入れていない団がある中、箕面第1団はいち早く受け入れを始めた団のひとつで、女性の活躍実績があり、多数の女性スカウト、女性リーダーが在籍しています。
ボーイスカウトを始めたいのですが、どうすればよいですか?
入団手続きや活動内容について詳しくご説明いたしますので、「お問い合わせページ」からいつでもお気軽にご連絡ください。団委員もしくは対象となる隊のリーダーより、ご連絡させていただきます。
ボーイスカウトは、いつからでも始めることができるのですか?
いつでも始めることができます。活動は毎年9月から翌年8月までを1年としていますが、入団は毎月受け入れています。ボーイスカウトに興味をお持ちになられましたら、入団手続きや活動内容について詳しくご説明しますので、いつでもお気軽に「お問い合わせページ」からご連絡ください。
また、ボーイスカウト活動は、どの年代からでも始めることが可能です。必ずしもビーバー隊(年長9月〜小2)から入団いただく必要はありません。カブスカウト隊(小2~小5)、ボーイスカウト隊(小5~中3)からでも入団可能です。
ボーイスカウトはどのような教育方針なのでしょうか?
社会をリードする人材として身につけておくべき資質を磨くと同時に、子どもたちの個性を引き出すために「班制度」と「進級制度」という教育制度に沿ってプログラムを展開しています。
班制度とは、異なる年齢の子どもたちが集まる小グループ(班)での活動を通じて協調性や責任感、リーダシップやフォロワーシップを養います。
進歩制度には、子どもたちが必ず身につけておくべき共通の資質を得るもの(修得課目)と、各自の特技や好奇心を伸ばすもの(選択課目)があります。毎月行われる多様なプログラムを通じて、子どもたちはこれらの課目を履修することを動機づけられ、自主的に修得に向けて努力するようになります。履修を終えると子どもたちに課目に応じた記章が授与され、周囲から讃えられるとともに、制服に着用することができます。
どのようなリーダー(隊指導者)や団委員が指導にあたっているのでしょうか?
箕面第1団のリーダーは、社会人および大学生の混成チームとなっていますが、彼ら彼女らのほとんどが小学生時代からボーイスカウト経験を有するリーダーです。そして、ボーイスカウト活動をこよなく愛し、子どもたちが大好きで、子どもたちの笑顔と成長に心躍る、明るく元気なリーダーばかりです。
また、各隊のリーダーは、ボーイスカウト日本連盟や大阪連盟、所属地区が開講している各種の研修を複数受講しており、自身の経験だけにとらわれず、ボーイスカウト活動や青少年教育に対して客観的な視点を身につけた上で指導にあたっています。
活動頻度はどの程度ですか?
スカウトだけでおこなう班・組集会(月1〜2回※ビーバー隊はありません)、班・組集会の成果をキャンプやハイキングなどを通して競い合う隊集会(月1回)に加え、奉仕や団の活動が(月1~2回)あります。しかしながら、ボーイスカウトの活動は自らおこなうもので、進級制度や日々の善行を含め、普段からボーイスカウトの心得を持って日々実践しながら生活するように指導しています。
どのような活動をしているのですか?
各隊によって異なりますが、ハイキングやキャンプ、飯盒炊さん、川遊び、雪遊び、魚釣り、サイクリングなどの野外活動が中心となる活動になります。また、野外活動を楽しむためのロープや地図・コンパス、炊事方法、手旗などの技術を磨くとともに、社会見学や工作、ゲーム、歌、演劇なども行います。春休みや夏休みには、キャンプや舎営など宿泊を伴う行事があります。
<活動例>
活動場所はどこになりますか?また、集合・解散の場所及び時間は?
箕面近隣は山や川など自然に恵まれた場所に位置しますので、活動場所は北摂や阪神間の山々が中心になります。
また、隊集会の集合及び解散場所は、主に箕面市桜ヶ丘にある阿比太神社裏の公園、もしくは阪急桜井駅前広場になります。
集合・解散時間は、ビーバースカウト隊(年長9月〜小2)やカブスカウト隊(小2~小5)は、集合は9時前後、解散は16時前後になります。
保護者はどの程度参加が必要なのでしょうか?
ビーバースカウト隊(年長9月〜小2)の保護者の方には、お子様の成長をご自身の目で見て頂くことやボーイスカウト活動を理解していただくことなどから、できる限り隊集会(月1回)にお子様とともに参加されることをお願いしています。スカウトのご兄弟を連れての参加も歓迎しています(プログラムの内容によっては、体力的に厳しい場合もございますので事前にリーダーに都度ご相談ください)。
保護者の方からは「家族だけでは体験できないことが多くて楽しい」といったお声を頂くことが多く、継続的に参加されています。もちろん、ご家庭の事情で参加が難しい場合は、リーダーが責任を持ってお子様をお預かりしますので、遠慮なくリーダーにその旨お伝え下さい。
カブスカウト隊(小2~小5)では、一部の保護者の方々に保護者代表として隊活動のお手伝い(「デンリーダー」と呼んでいます)をお願いする場合があります。また、プログラムの内容によっては、安全確保のために数名の保護者の方に参加のご協力をお願いする場合があります。
尚、ボーイスカウト活動は、以下の図の通り、各隊のリーダーだけではなく、保護者の方々を中心とした「育成会(育成団体)」の皆さまにも活動のサポートをお願いしています(お子様が入隊された際には、保護者の方は育成会の会員となっていただいています)。
- 箕面第1団の団活動は、以下のようなものがあります。
- 清掃奉仕(活動拠点としてお世話になっている阿比太神社周辺の掃除をします)
- 「桜井地区納涼の夕べ」での縁日出店
- 「阿比太神社秋季例大祭・賑わい祭」の支援(縁日を出店し、お祭りを盛り上げます)
- 餅つき大会(団所属のスカウトが一堂に集い、阿比太神社で餅つきを行います)
- 阿比太神社の初詣の支援(大晦日から炊き出しを行い、初詣に参詣される皆さんにぜんざいを振る舞います)
- 各種募金活動 など
こうした活動の準備や当日の運営に際して、育成会の皆様に役割分担をお願いしています。実際の活動は休日になりますが、休日勤務やシフト勤務など活動日の参加が難しい方は、平日にしかできない準備や買い物などのご協力をお願いしています。
育成会の皆様の団活動への参加は、子どもたちの家庭とは違う姿や表情が見ることができる良い機会となっています。また、ボーイスカウト活動を手伝っているうちに、興味を持ちリーダーになった方もいます。お時間の許す方は、ぜひリーダーとしてのご参加もご検討ください。
また、野外料理が得意、農業経験がある、木工作業が得意、消防活動に参加しているなど、保護者の皆さんの特技を活かし、インストラクターとしてプログラムにご参加いただけます。大歓迎ですので、各隊のリーダーにぜひお声がけください。
ボーイスカウト活動は、勉強のさまたげになりませんか?
隊活動は月1回、主に日曜日のみとなりますので、頻繁に時間を取られるわけではありません。
また、ボーイスカウト活動の軸となる教育制度である「班制度」「進歩制度」を通じて、「主体性」や「自立心」「リーダーシップ」などが養われるため、学習やクラブ活動にも良い効果があらわれるはずです。ちなみに、受験勉強を終えたスカウトたちは、異口同音に「受験勉強中に頭と身体をリラックスさせるのにとても役立った」と言ってくれます。
また、最近の教育界では、大学入試制度の改革の流れの中で、学習(認知能力)面だけではなく、非認知能力(「思いやり」「協調性」「やりぬく力」「社交性」「自制心」「勤勉性」など)を磨くことの重要性がうたわれています。上述の「班制度」や「進歩制度」といった教育制度を有するボーイスカウト活動は、こうした「非認知能力」を養う絶好の機会となります。
参考までですが、箕面市が発行する「もみじだより(2016年4月号)」に掲載された「箕面子どもステップアップ調査」についての記事には、「地域の行事に参加している子の学力は、参加していない子に比べ高い」と言及されており、ボーイスカウト活動への参加が推奨されています。
momiji201604「もみじだより(2016年4月号)より」
学習塾やスイミングスクール、サッカー教室のような習い事とは異なるのでしょうか?
異なると考えています。ボーイスカウト活動は、習い事のように特定のスキルを一定の期間で磨くといったものではなく、幼少期から十数年を掛け、社会に出て活躍できる人間を育成するための青少年育成活動です。例えるならば、習い事は特定の分野の能力を磨くためのスペシャリスト育成のための場、一方でボーイスカウト活動は、幅広い知識・技術・経験を持つゼネラリスト育成のための場と言ってもよいかもしれません。
また、前項の回答と重なりますが、学習塾が認知能力を磨く場所であることに対して、ボーイスカウト活動は、「班制度」や「進歩制度」といった教育制度を通じて、非認知能力(「思いやり」「協調性」「やりぬく力」「社交性」「自制心」「勤勉性」など)を磨く場だと表現できるかもしれません。
ボーイスカウト活動にかかる費用はどれくらいですか?
ボーイスカウトは、非営利団体です。各隊のリーダー(隊指導者)や団委員の活動は、すべて奉仕によって担われており、無報酬になっています。
ただし、団や隊の運営には各種野外活動用品の購入やそれらの維持管理、集会場所の確保、隊集会における施設利用料や交通費、食費などが必要となるため、それらを賄うための費用を各隊に所属するスカウトの保護者や地域の皆様から頂戴しております。
具体的には、入団時に入団金3,000円を頂く他、育成会費1,000円及び団の運営会費2,000円の合計3,000円を月額頂戴しています。この会費はお子様が箕面第1団に所属や活動しているかどうかに関わらず、団の活動に賛同していただける方に財政的な応援をしていただく性格の会費と位置づけています。
その他1年1回、ボーイスカウト日本連盟、大阪連盟、地区の登録とケガなどの保険代として6,750円をいただいております。また、各隊の夏期及び春期キャンプや舎営等、宿泊が伴う活動に関しては、宿泊費および交通費、食費等の実費を頂く場合があります。
●入団金:3,000円(1回)※転団2,000円
●育成会費+団運営会費 3,000円(月額)※6ヶ月もしくは1年一括払い
●登録費+保険料:6,750円(年間)
その他に気になる点や心配されていることなどご質問があれば、「お問い合わせページ」から、いつでもお気軽にお問合せください。