5月のプログラムは恒例のスズノコ採り。今年も前泊を伴う1泊2日のキャンプです。
今回の参加スカウトは14名! 人数が増えて活動が活発になり、たいへん喜ばしいのですが、そのぶん指導者のほうの手が足りず、応援リーダー3名、さらには保護者の方2名のご協力をいただきました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
土曜日の13時に箕面を出発し、宿泊地のキャンプ場に入ったときには、すでに16時を回っていました。
まず、フクロウ・アヤタカ両班に資材・備品を配給し、テントを建てるところから始まります。
すると間もなく待ちに待った夕食の配給の時間。今夜のメニューはなんでしょうか・・・?
ニラが入っていることからもわかるように、今夜のメニューは一昨年のこのキャンプでも好評だった餃子と中華スープです!
両班とも食材を持ち帰って調理を開始します。キャンプ場内の炊事場という、立派なかまども据え付けられた、恵まれた場所での調理となるのですが、薪は山から拾ってきます。
そのため、班内のメンバーを薪~火まわり班と調理班に分け、それぞれが効率的に動かないと、日が暮れてしまいます。そこは班長・副長、あるいはその代行であるグリンバーのウデの見せどころでもあります。
ミンチ肉とみじん切り野菜を充分練り込んだ後は、いよいよ餃子の皮包み。ここでボクもワタシもやりたいと希望者がなだれ込んでいました。
少々手こずるスカウトもいましたが、みんななかなか器用に包んでいました。余った餡は、中華スープにインすることにしました。
皮の包みが終わるといよいよ焼きの工程となるのですが、その前にアヤタカ班の新人スカウトが、せっかくなので羽根付き餃子にしたいと言い出しました。そこでリーダーが急遽小麦粉を支給すると、焼きの時に小麦粉を溶いた水で蒸し焼きにしていました。
中華スープのほうも、余った餡の次に溶き卵を入れたりしながら仕上げが近づいています。
両班ともあたりが暗くなるころにはごはんもふくめ完成し、美味しくいただきました。
さて、今年は夜も冷え込まなかったので夜プロをしました。
夜プロは、ここのところスカウトに好評な「忍び寄り」です。
その後は、6時の明日の起床に備えて早めに就寝です。ここは標高770mほどの高地のため、例年は夜に目が覚めるほど寒いのですが、今年は驚くほど寒くなく、快適な夜でした。そのぶん、これだけ暖かくて果たしてスズノコがあるのか、一抹の不安を抱えながらの就寝となりました。
(つづく)