新年ご挨拶

育成会々長 下地 盛夫

三指

明けましておめでとうございます。

平素は、スカウト運動にご協力いただき誠に有難うございます。

約2年間日本中が新型コロナウイルス蔓延の為に我々の生活に大きな影響を与えました。スカウト活動に於いても思うような活動が出来ない状況の中で、指導者の皆さんは苦労されながらもアイデアを出して活動されている事に感謝いたします。

今年の「寅年」には、「新しく立ち上がる」「新しい日常が始まる」「生まれたものが成長すること」と言われています。

今年度は、ボーイスカウト日本連盟が1922年(大正11年)に少年団日本連盟として発足し、創設されて100周年の記念の年になります。

ボーイスカウト日本連盟主催のさまざまな行事が計画されて居り、8月には第18回日本ジャンボリーが開催されます。全国のスカウト・指導者・その他の参加者を交え、班制教育・進歩制度・野外活動など、スカウト教育の基本を重視した質の高いスカウト活動を通し、「ちかい」「おきて」の実践を促進させる機会として新しい発見や感動を体感すると共にスカウト同士の友情の絆を結び、青少年の自己成長を促すための大会として開催されます。我が団から多くのスカウトが参加できるように望んでおります。

全ての、子供達が自分自身で考え行動し、楽しい班活動が今まで以上に出来る様に冒険的で楽しい野外活動を行いながら奉仕活動に励む「活動的で自立したスカウトを育てる」その為に各隊にて、もう一度「班制教育」の重要性を認識し、その運用法を確認し、徹底して行われるように自己研鑽しなくてはなりません。

ボーイスカウトを創設されたベーデンパウエル卿が提唱されたスカウト運動の原点を今まで以上に学び、諸先輩が築いて来た良き伝統を理解し継承して行く事が大切です。

コロナ禍が早く終息し活発な活動が出来るように準備をしておきましょう。

年頭にあたり、皆様のより一層のご支援を賜りますようによろしくお願い申し上げます。

                                    弥栄

令和四年 元旦

2022年初日の出