「雪中」になるまで帰れま10?? ~雪中ハイキング~

ボーイ
ボーイ

2020年のボーイスカウト隊最初のプログラムである1月のプログラムは、毎年恒例の雪中ハイキング!

ただ、昨秋のうちに直感的にこの冬の暖冬傾向を察したリーダーは、1月プログラムながら2月のはじめに実施することを決めていました。

場所は3年連続で京都の北山。電車を3回乗り換え、1日2往復しかないコミュニティバスに乗り継いで出発地のバス停に到着です。(下地図左下S地点)

懸念はしていたものの、全く雪の気配はありません。雪の少ない年でもコミュニティバスの道中の日陰に雪があったりするものですがそれもなく、こんなことは初めてです。

バス停の近くの広場で改めて装備を整え準備も万全(全く雪のない中では違和感がありますが)、いよいよ歩き始めました。

本隊

まずは下地図のG地点の分岐まで、中津川に沿って進みます。雪が多い年なら、この道中でくるぶしまで雪に埋もれてしまうほどになるのですが、相変わらず雪のかけらもありません。

G地点でしばし休憩の後、例年と同じくここからは北上して魚谷峠を目指します。後述する『とん汁班』リーダー3名の見送りを受けながら、ひたすら坂道を登って行きます。

陽もだいぶ上がってきた中、いよいよ登り道!

実は一昨年の雪中ハイキングでは、あまりにも雪が多すぎて、途中の魚谷峠にさえもたどり着けず、引き返したほどでした。

しかし、今年は逆にこんなに雪がないと「雪中」ハイクになりません・・・それではせっかく立てたプログラムが嘘をつくことになります。

そこで、リーダーはスカウト達に「雪中」になるまでずっと歩き続けるで!とはっぱをかけながら歩を進めました。

ひたすら林道を登り続け、標高はどんどん上がるも、なかなか雪のかけらも見えません。皆の心が不安になりだしたころ、ようやくわずかに雪が残っているのを発見し、ここで休憩!

スカウト達も今年初めての雪なので大喜び。少ない雪をかき集めて玉にして遊んでいました。

この休憩地点以降、道の勾配が急になるとともに、道路脇にも雪がちらちらと・・・でも「雪中」と呼ぶには程遠い状態が続きます。

あまり雪が増えないうちに、11時過ぎに魚谷峠に到着しました。ここにはそこそこまとまった雪があって、皆のテンションが上がります。

この魚谷峠で持参したスカウト弁当の昼食休憩としました。出発時間までは雪で遊んでいいよと言っていると、昼食より先に雪遊びを始めるスカウトも・・・

出発の時間までは自由時間。 なんてったって、もしかしたら今年最初で最後になるかも入れない雪遊び。持参したそり2式をかわるがわるに使って、決して多くない雪を堪能しました。

しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎて、集合がかかり、さらに上を目指します。

今日の最高標高点に向かう道のため、ここからはさすがに雪を踏みしめることが多くなってきて、めでたく「雪中ハイキング」認定となりました。

10分ほど尾根道を登ると、標高816メートルの魚谷山山頂です。スタート地点であるバス停のS地点にある水準点の海抜が248メートルだったので、つごう570メートルほど高さを稼いだことになります。

ここからは下りになりますが、地形の関係なのか、例年この区間が一番雪の多いところになります。今年もこの区間は正真正銘の「雪中ハイキング」となりました。ただ下りで、例年ほどの雪にずっぽり足が埋まらないため、足元が滑りやすいので注意です。(というか、結構みんな滑ってコケてました)

ほどなく柳谷峠に到着。ここで休憩とちょっとした雪遊びをして、いよいよ針路を南にとります。

豚汁炊き出し隊

一方、G地点の分岐で本隊を見送ったリーダー3名からなるとん汁隊は、谷沿いの道を通って北山小屋(地図中の家マーク地点)に向かいます。

しかしこちらも全く雪が出てきません。一昨年は画になるほどの雪中行軍したのですが‥

林道が終わってからは、昨年もそうだったのですが、一昨年の台風の影響による倒木が激しく行く手を阻みます。たくさんの資材を持って身をかがめたりするのは結構キツく、雪がなくても結構体力を使います。

そして12時過ぎに無事北山小屋に到着、早速小屋の中で仕込み終わった具材を用いてとん汁を作り始めました。

そして再び本隊・・・

柳谷峠から狭い谷を南下するのですが、ここにきて初めて一昨年の台風の影響と思われる倒木に苦労させられます。

いったん進んでも倒木に阻まれ、少し戻って別の道(というほど踏み跡はないのですが)を行くといった具合で、途端に進むスピードが落ちてきます。

皆がうんざりし始めたころ、左に北山小屋が見えてきました!

時間にして1時過ぎ。先ほどの昼食からはすでに2時間近くが経っています。早速小屋の中で出来上がったリーダー特製のとん汁をいただきます。

薪ストーブを囲んだり、屋外の好きな場所でいただいたり・・・みんなお腹も心も温まります。こういう体験はなかなか貴重なものだと思っています。

さて、あまり長居すると今度は帰りが心配になります。すっかりとん汁を平らげた一行は分岐地点までとん汁隊がたどった道を下りつづけます。

そして無事分岐に到着、18時に桜井駅まで帰ってきました。

数時間前には雪の中を歩いていたというのが信じられないほど、桜井駅は今冬を象徴する冷え込みのない夕方でした。

ホント倒木はやっかい・・・

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