BS隊は新たに5名の上進スカウトと、1名のお帰りなさいスカウトを迎え、大変賑やかになりました!
一部のメンバーが入れ替わったうえで、今年度もフクロウ班とウグイス班の2班体制での活動です。
今年度も面白いプログラムをどんどんやっていきますのでよろしくね!
さて、4月の隊集会は、新入隊員歓迎ハイク!
ただ、カブスカウトの時のハイキングとはひと味違ったハイキングです。というのもBS隊のハイキングは班行動が基本!
まずは集合場所の桜井駅前で、それぞれの班に指令書が。
実はフクロウ班の指令書は超カンタン(考えてるフリをするだけ・・)で、ウグイス班のほうはかなりアタマを使う内容でした・・・後で真実を知ったウグイス班からクレームが出ましたが、2通の指令書のうちのどちらかを選んだのは班長なので、まあ仕方ないですね(笑)
早く解けた(厳密には解いたフリをした)フクロウ班から出発! まずは路線バスに乗って、次の関所に向かいます。
そして、下河原バス停横の関所では25,000分の1の地形図が渡され、早速6ケタ座標を使った次の目的地の指示が。
上進スカウトは地図を詳しく見るのもほとんど初めてだし、6ケタ座標の見方ももちろん知りません。そこは年上のスカウトが丁寧に教えてあげる、これが班活動の大事なところ。もちろん全員が理解できるようになるまで、関所を出発することは出来ません。
先発のフクロウ班が6ケタ座標から次の目的地を割り出したころ、次のバスでウグイス班がやってきました。
フクロウ班は急いで出発!
ただ、ウグイス班は全員が6ケタ座標を理解して行き先を認識するのが早く、すぐに関所を出発。フクロウ班との差、わずか5分!
そして・・・次の関所に近い、見通しの良い場所でチェック役のリーダーが遠巻きに監視していたら、なんと先に見えてきたのはウグイス班でした。
後で聞いたところ、フクロウ班が少し道を迷っている間に、ウグイス班が脇を抜いていったとのこと。
とある神社に設定した次の関所は古い集落にありますが、残念ながら、25,000分の1の地図には集落の中の細い路地の記載がほとんどありません。そこで、地図上の集落全体の大きさと神社の位置を実際の景色と見比べながら、実際の神社の位置のおおよその見当を付けて歩いていく必要があります。
それぞれの班が関所を探している時、実はウグイス班とフクロウ班はニアミスをしていました・・・両班の距離はもっとも近い時でわずか約20メートルくらいまで近づいたのですが、高低差もあってお互いあまり気づいてなかったようです。
ただ、この後、ウグイス班は次の関所を順調に通過したのに対し、フクロウ班は上の写真の左のほうにどんどん行ってしまい、監視役のリーダーが引き戻す一幕も・・・ もっと地図を確認してね!
次の関所では地図上で次のポイントが指し示されるとともに、ソングの課題が出されました。皆は途中の山道でソングの練習をし、次の関所で元気な歌声を披露。
ここで昼食をとり、少し移動した後に新たな地図が渡されます。通る道と目的地の指示があり、その地図を頼りに歩きます。途中桜が満開でしたが、見る余裕はあったかな?
これだけ地図を使うと、みんな地図に慣れたかなと思っていたのですが、フクロウ班が少々道に迷ったようで時間がかかりました。次からは頑張ってほしいです。
次の関所では手旗をしました。隊長の手旗での問いに対し、手旗で返信します。もちろん上進スカウトにとっては初めてなので、彼らのみハンドブックを参照することが許されました。そして、上進スカウトにとっては初めての手旗披露! みんなちゃんと腕が伸びているね。
手旗で皆が返事が出来たところで、さらに次の目的地へ班行動です。しかし最後までフクロウ班はウグイス班に追いつけず。
箕面ビジターセンターまで降りてきたところで班行動を終了し、皆でまとまって阿比太神社まで帰ってきました。歩いた距離は地図上で19キロ、迷った分を入れるとそれ以上の距離を歩いたので、くたびれた隊員も多かったかと思いますが、みんなそこそこの距離を歩ききったことで、ある意味自信がついたのではと思います。
今回は地図と手旗が主でしたが、これからもいろんな技能を身につけて、頑張っていこう。
なお、最後に隊長から優秀班の発表がありましたが、なんとフクロウ班でした。理由は班がよくまとまっていたことと、ウグイス班が前半に通りがかりの人に道を聞くという反則をしたからです。リーダーはちゃんと見ているのですよ! (下が証拠写真!)