1月のプログラムはハイキング!
主な目的は地図の読図とコンパスの使い方をマスターすること! もちろん耐寒ハイキングでもあり、また結局は雪中ハイキングにもなりました!
場所は妙見山系。能勢電車の終点妙見口で下車し、まずは駅前で地図とコンパスの使い方を復習!
隊員に渡した2万5千分の1の地形図には13箇所のポイントが示してあり、ハイキングの前半は、隊員達がそのポイントに設置しているプレートの文字を集めて、暗号の解読をします。
ただ、片方の班が1名しか出席者がおらず、残念ながら合同班計6名での行動となりました。
実は長閑な田園風景のはずれに設置した3つめのポイントが、相当地図を読み込まないと分からないところにあり、リーダーは事前から予想はしていたのですが、やはり見つけるのに相当苦労していたようです。
それでも本格的に山に入ってからは読図の要領も覚え、順調に進んでいました。
そしてリーダーと落ち合って送電塔の下での昼食の後、リーダーの引率でどんどん山を登ります。
すると、それまで所々だった積雪がだんだんと多くなってきました。箕面では雨の心配をしていたくらいだったのにもしかしたら……
そう、まさかの(というか実は心の奥では期待していましたが)雪中ハイクとなりました!
こんなにどっぷりと雪の中を歩くのは初めてのスカウトも多く、皆新鮮のようでした。
そして苦しい行程を経て、天台山頂に到着!
あたりは20cmほどの、しかも大阪府内とは思えないほどのパウダー状の積雪があり、皆びっくりするとともに、さすがに山の上だと感心することしきり。
天台山頂そのものは、大阪府の防災無線の鉄塔横の杉の植林地帯にあるので、いまひとつ山頂感はありませんが、天台山を征服したことには相違ないので記念撮影!
そして、本来はもっと先の妙見山頂にて手旗をする予定でしたが、スカウト達が3番ポイントの発見に時間がかかって大幅に進行が遅れたのと、せっかくの素晴らしいパウダースノーの積雪なので、急遽この天台山頂でのスノーアクティビティに変更!
まあみんなの楽しそうなこと!
何度も言いますが、本来は手旗だったけと、今日は特別ですよ!!
そして妙見方面へ歩き出しました。しばらくはなかなかの雪中行軍となり、かなり大きいツララまで出現!
そして妙見山頂の手前で谷道に降り、ところどころの渡河で何人かのスカウトが脚を水につけてしまいながらの下山となりました。
妙見口駅前に到着し、あたたかい飲み物で皆ホッと一息つき、電車で帰りました。
帰りの電車で、あるスカウトが、電車がモーターで加速している間はコンパスの表示がおかしくなることに気づき、かなり盛り上がっていました。
もう少し、読図の力をつけられるよう、今後もプログラムを組み立てていきますのでみんな頑張っていこう!