「難民支援衣料回収プロジェクト2017秋」報告
ありがとうございました!
ぼく(わたし)たちが着なくなった服を困っている世界の難民に届けよう!!
世界には本当に服を必要としている人が、まだまだたくさんいます。
ぜひご家族みんなで「難民」のことを「知り・考え・学ぶ」機会を作ってみて下さい。
ということで・・・・結果
皆さんのあたたかいご理解とご支援のもと、158枚もの衣料が集まりました。
お届けいただいた衣料は㈱ユニクロと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)により、難民キャンプに届けられます。
ルワンダの難民キャンプへ
2017春プロジェクト分の動画
【回収した服】
1.子ども服(サイズ:60~150cmに限る・ブランド不問)156枚
2.ユニクロ製品の着なくなった大人服(サイズ不問) 2枚
衣料の果たす役割は・・
衣料は、ただ着るということにとどまらず、さまざまな役割があります。
私たちの活動が少しでも難民の人々などへの「服を着る喜び・幸せ・満足」につながればと願っています。
安全・衛生面 | すり傷や切り傷を防ぎ、感染症の予防に役立ちます |
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防寒・防暑面 | 暑さ・寒さから身を守ります |
教育機会 | 着る服がなく、学校に行けない子どもたちへの通学の動機づけとなります |
尊厳 | 衣料は人間の尊厳を表し、自己表現の手段ともなります |
女性の社会参加 | 難民キャンプでのコミュニティ活動に積極的に参加するきっかけになります |
自立 | コミュニティ活動への参加は、自立への第一歩となります |
環境負荷低減 | 着なくなった衣料のリユースやリサイクル等により環境にやさしくします |
生活の潤い | 母国を離れ、慣れない土地で暮らす難民の人々などの生活に潤いを与えます |
【リーダー感想】
158枚とたくさんの衣料が集まりました。皆様のご協力ありがとうございました。
持ち込み先の店員さんいわく、1団体からのこんなにたくさんの持ち込みは初めてらしいです。さすがは箕面第1団!!
またご協力頂き集まった衣服を拝見すると、
丁寧に大切に扱われていたことがうかがえる、みんなの思い出がいっぱい詰まったキレイな服ばかりでした。
日本は世界でトップクラスの豊かな国だなぁとつくづく思います。
粗大ごみの日、外国人観光客に「何で道路にあんな物を置いてあるのだ。防犯上問題ないのか?」と聞かれたことがあります。「ゴミだよ。」と答えると最初は理解できず、あれは不要な物だと説明すると「不要になった理由が想像できない」とびっくりしていました。
日本はどれだけ豊かな国なんでしょうか?みなさんも考えてみてください。
日本を取り巻く世界の現状はますます悪化していると言われています。スカウトにもこのプロジェクトを通して、現状を理解し世界のフィールドで自分の役割を見つけるヒントとなれば嬉しいなと思いました。
とはいえ個人的には、旅先で買った服や人から頂いた服など、なかなか処分できない服が多くあったのですが、それも難民の方が着てもらえるのなら・・・と割り切って手放すことが出来ました。家が片付いたのが1番うれしい!
ありがとう!を継続的に。
ボーイスカウト日本連盟は、引き続きこの活動に協力。皆さまに呼びかけてまいります。
あなたの1着には、世界を変える力があるのです。
箕面第1団も2018年 春 また実施するかも?
皆様のご意見をお待ちしております。
【もう一度】
ポイント1. 難民ってどんな人だろう?
ポイント2. 世界の現状。日本の現状。
ポイント3. 私たちに何ができる?
難民支援衣料回収プロジェクト(ボーイスカウト日本連盟 PDF資料)