お別れ舎営@教学の森 3月31日~4月1日 第1日目

カブ
カブ

2017年度最後の隊集会は、3月31日~4月1日お別れ舎営@教学の森。クマ・スカウト(小5)と一緒に過ごすのもこの2日間が最後になります。今回は、初日の様子をお伝えします!
「あ〜今日で、終わるの寂しいなぁ。3年間色々あったけど、やっぱりカブスカウトって、楽しかったなぁ」と思ってもらうべく、リーダー陣のモチベーションも最高潮!連日の打合せにも気合いが入ります。
当日は、朝9時に阿比太神社裏の公園に集合。まずは、組集会で企画した舎営2日目のランチの献立の食材をみんなでスーパーに買い出しに行きました。

その後、教学の森に向って出発です。到着後、スカウト弁当を食べて、早速入所式。カウンセラーのお兄さんのオリエンテーションの後、組ごとに分かれて部屋に入ります。荷物を置いて、活動着に着替えたら、いよいよプログラムの始まりです!
初日のプログラムは関所ハイク。組ごとに力を合わせて、関所ごとに与えられる課題に取り組みます。
まずは、最初にどこの関所を向かうかをゲームで決めます。今回は、「組対抗しごきじゃんけん!」。組ごとにリレー形式で30m程先にいるリーダーのところまで駆け足で向かい、「あっち向いてホイ」で勝負。勝てば次のスカウトにバトンタッチ、負ければスタート地点まで走って戻って再度チャレンジです。こういう単純なゲームほど、スカウトたちはムキになります。声援と怒号が入り交じる中でゲーム終了。勝ったチームから、向かう関所を選んでいきます。

今回の関所は、全部で3つ。関所ハイクは、各関所でゲームを行いその結果を競い合うというものが多いのですが、今回は、この1年の最後の隊集会。各組の一体感やチームワークが試されるような内容ばかりです。リーダーたちは、スカウトたちが「カブスカウトのさだめ」を意識して行動できているかをチェックします。
【カブスカウトのさだめ】
・カブスカウトは すなおであります
・カブスカウトは 自分のことを自分でします
・カブスカウトは たがいに助けあいます
・カブスカウトは おさないものをいたわります
・カブスカウトは すすんでよいことをします
各関所の内容は以下のとおりです。
●草木染め:今回は玉ねぎの皮を使って、ガーゼハンカチを黄色く染めました。単純に染めるだけでは味気ないので、各々ハンカチを輪ゴムで自由に縛り、柄をつけました。

●秘密基地づくり:ボーイスカウト隊のキャンプで使うフライシートやエンピ、ロープなどを使って、組のみんなで自由に寝泊まりできるような場所を作りました。

●うどん作り:夜ご飯の食材のひとつであるうどんを作りました。薄力粉と塩とお水だけのシンプルな材料ですが、これが曲者。なかなか思うように混じり合いません。仲間たちと力を合わせて、必死でコネなければなりません。

関所ハイクの後は、夕食作りです。今夜の献立は、お鍋。関所ハイクの評価結果に応じて、組ごとに食材を選びます。メインディッシュは、当然、関所ハイクで作ったうどんです。とってもコシがあって、どの組のうどんも美味。やはり自分たちで作ったうどんは最高!とスカウトたちはあっという間に全部平らげてしまいました。
通常の舎営であれば、夕食後はキャンプファイヤーなのですが、毎回それでは芸がない、ということで、今回はナイトハイキングへ。教学の森のカウンセラーのお兄さんのご指導の元、闇夜のハイキングコースを進みます。
しかし、スカウト達は口々に「肝試しやろ!」「いやや~怖い~」と・・・・違います!ナイトハイキングです。
夜の森は昼間と違った自然を観察できるのです。動物も夜に行動することが多く、物音や鳴き声を聞き分けながら夜の山道を進みました。

そして到着した目的地はこの美しい夜景!
実は昼間も同じ道を通って、自分達の町を一望していたのですが、夜にはこんな風に見えるのだと大きな違いを感じたことでしょう。
しばしゆっくりと夜景を堪能した後、ここでプチ・キャンプファイヤー。各組で準備してきたクイズ・スタンツを披露しました。
各組と飛び入りベンチャー隊がボーイスカウトに関する質問やこの1年の思い出にまつわる質問を出題しましたが、さすがは大阪人スカウト、ゆかいな回答(ボケ)ばかりでなかなか正解が出ない。正解よりもウケるおもしろい答えを言おうとみんながんばりました。笑


美しい夜景を背景に楽しい時間をすごした後は、宿舎に帰ってぐっすり寝ました。