ツール・ド・琵琶湖 ~サイクリングキャンプ 1日目~

2018年08月04日

8月の日本ジャンボリーに多くのスカウトが参加するため、BS隊は7月に夏のメインプログラムを持ってきました。

プログラムは・・・サイクリング移動キャンプです!

2016年に「ツール・ド・淡路」と題して淡路島1周サイクリングを遂行したのに続き、2年ぶりの今回は琵琶湖の1周、通称「ビワイチ」です! 今や一大ブームとなっているアワイチ、ビワイチが万全のバックアップ体制のもと体験できるスカウトたち・・・実はサポート隊の筆者は多少羨ましかったりします(笑)

それはさておき、今回も箕面から現場まで自走すると危険なうえ、日程的にもキツくなるので、隊長が手配した3トントラックが自転車や資材の輸送に大活躍しました。

日程は3連休の3日間のみ。そのため、今回は琵琶湖西岸のJR湖西線小野駅から琵琶湖大橋を渡り、東岸から北上して琵琶湖を反時計回りに小野駅まで戻る、ショートバージョン・総延長150kmほどのコースとしました。

HP用一枚図

まずは桜井駅に集合し、小野駅までは電車で移動です。自転車はトラックで運んでもらえる代わりに、アタックザック等自分の荷物は自分で運びます。というのも、実はトラックや随行車には自転車や備品が満載でこれ以上積めないのです。もちろん、自分の荷物くらいは自分で運ぶ、という面もあります。

ただ、このアタックザックで悲劇が・・・

小野駅の到着時、一部の新人がアタックザックを担ぐのに時間がかかり、なんと電車を降りそびれてしまったのです。もちろん、リーダーが一人随行したので、事なきは得ているのですが、特に体力に劣る新人にはアタックザックは重いので、駅に着く前に早めにスタンバイすることが大切だと思い知らされたことでしょう。

 

 

 

その小野駅前では3tトラックをはじめとするサポート隊が、スカウトたちの到着を今や遅しと待ち構えていました。今回のサポート隊は3tトラック1台、ステーションワゴン2台で、それぞれ1名のリーダーが乗り込み、ドリンクケータリングをはじめとして備品運搬や撮影、買い出し、非常時のケアなどを行いました。(このサポート隊の苦労談は最終日の項で・・・(笑))

そして、各自の自転車の運行前点検も終わり、いよいよ小野駅前を出発、「ビワイチ」の始まりです!

まずは琵琶湖大橋を渡るのですが、この橋は船舶が下を通れるよう、途中がとても高くなっています。景色はいいのですがかなりの登りがあり、当然ながら両班とも景色の良いピークで一息つくことになりました。

 

 

言い遅れましたが、隊列があまり長くなると車の追い越し等安全上の問題があるので、班単位での行動とし、それぞれリーダーが先導する形を取りました。

この橋の頂上からは一気に下りとなりますが、その爽快なこと!

 

どこにいるか判りますか? フクロウ班がちょうどスロープを下り始めたところです。豆粒ですが・・・

 

ようやく近づいてきました。気持ちよさそうですね!

 

続いてコウモリ班のメンバーたちも爽快に下りてきました! 後ろは比叡山系の山並み!

 

琵琶湖大橋を渡ってからは、湖岸道路を進みます。この区間は非常に整備されており、端々に休憩スポットが設けられているほか、基本的に左側に歩道がついているので、琵琶湖の景色を堪能しながら走れます。

 

フクロウ班はこんな「サイクリストの聖地」の碑を見つけました!

 

ただスカウトたちにとって、景色を堪能できたのは初めだけだったようです。それを阻んだのは”暑さ”です。

ここで、サポート隊が大活躍します。今回のサポート隊の第一のテーマは、「決して熱中症を出さない」でした。

こんなこと当たり前だと思われるでしょうが、2018年7月は気象庁が異常気象と断定したほどの、7月としては史上例に見ないほどの暑さでした。結局これは最終日まで続き、熱中症あるいはそれにまつわる体の不調が起きることが充分に予想され、少しも気を抜けない気象環境が続きました。

そのため、頻繁な休憩をとるとともに、充分すぎるほどの水分補給を目指しました。これはもちろん、2年前の淡路島でもやったことで、この経験も生きて今回は前回にも増してスムーズなケータリングができたと自負しています。

 

 

 

そのケータリングのポイントも、休憩時、あるいは途中での静止画・動画の撮影時に通過するスカウトの状況を観察しながら臨機応変に対応、役割の性格上バラバラな行動となることの多いサポート隊同士でもその都度スマホにより地点データを共有して、万全の体制で臨みました。

 

 

 

ケータリングは淡路島の時と同様、ポカリスエットと麦茶の二刀流。ポカリスエットは大量に消費するので、前回同様コストの面から粉末のものを溶かす形としましたが、麦茶とともに必ず板氷を使って冷え冷えにしていたので、前回同様大好評でした。(どれだけの量ケータリングしたかは驚きの数値・・・最終日のレポート上で発表します)

やがて、半島状の地形となった、車の通行の少ない区間に入りました。

 

 

 

ここで良き時間になったので、昼食としました。行程的にはちょうどこの日の予定距離の半分。皆、朝が早かったからか、おなかが減っていたスカウトも多く、スカウト弁当をバクバク食べていました。

 

  

 

昼食後はひたすら北上します。炎天下ですので、適宜休憩をはさみながらも、スカウトたちはあまり景色を堪能する余裕はなかったようです・・・

 

こんな趣のあるところも走りました。

 

休憩ポイントで板氷の冷水を浴びるスカウトも。

 

途中、かの「鳥人間コンテスト」のプラットフォーム建造中の脇を通りましたが、気づかなかったスカウトもいました。

 

西日を受けながら、1泊目の宿泊地に向かうスカウトたち。

 

そして、16時45分にようやく初日の宿泊地である神明キャンプ場に到着しました。

ここはザ・琵琶湖岸というべき夕日のきれいなキャンプ場で、あまり整備されすぎていないところがよいところです。

ただ、夕日がきれい=西日が強くて日陰がないということで、まずはトラックの陰でクールダウン。

 

 

 

落ち着いたら、テントやシェルターの設営にとりかかります。

今回は全行程にわたって公共交通機関が並行しており、スカウトの途中参加や途中退出をOKとしたため、今夜や明朝から参加するスカウトがいて、建てたのはテントは7張とシェルターが2張

 

 

 

エリア内にどう配置するか、スカウト皆であーでもないこーでもないを繰り返している間、とても風が強くシェルターが煽られる恐れがあったため、砂浜の砂を使って、重し用の砂袋を作ってくれるよう依頼したところ、若手のスカウト3名が自ら手を挙げて、頑張って作業してくれました。

 

 

 

設営が一段落したところで、夕食の配給です。今宵の夕食は牛丼ととろろ汁!

 

夕日を浴びながら、夕食の説明を聞きます。

 

真剣な表情で・・・かな?

 

日が傾くなか、両班とも無事夕食をとることができました。

 

 

皆疲れているので、夜プロはせずに就寝へと進むなか、3名のスカウトがゴソゴソしています。何をしているのかというと・・・

 

 

なんと縫い物をしているではありませんか。そう、これは朝の集合時に手に入れた1級章のバッジを制服に縫い付けているのです。少しでも早く付けたい気持ち、よくわかりますね!

そんなこんなでいろんなことがあった長~い1日の夜は更けていきました。

明日は5時半の起床です。おやすみなさい。(つづく)