2024年3月 スカウトサンデー 〜募金活動でつなぐ思いやりの心〜

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こんにちは。箕面第1団の団活動ブログをご覧いただきありがとうございます。

3月4日(日)のスカウトサンデーは、いつもの清掃奉仕とは少し趣を変えて、募金活動に取り組みました。

今回は、令和6年能登半島地震の義援金募金と、毎年行われているユニセフ募金の2つを実施。
阪急桜井駅前で、スカウトたちが大きな声で呼びかけ、通行される皆さまにご協力をお願いしました。


📌 募金を通して伝えたかったこと

募金活動は、単にお金を集めるだけではありません。
スカウトたち自身が「困っている人たちがいること」「自分たちができることは何か」を考え、行動に移すことこそが大切な学びです。

寒さが残る中で、最初は少し恥ずかしそうに声を出していたスカウトたちも、
次第に「お願いします!」「ご協力ありがとうございます!」と、はきはきと元気に呼びかけるようになりました。


🤝 募金の中で感じたこと

募金活動中、印象的な出来事がありました。

ある方が立ち止まり、
私はユニセフへの募金は好きじゃないけど、君たちが頑張っているから募金するよ」と声をかけてくださいました。

その言葉に、スカウトたちもハッとした様子。
募金の目的以上に、自分たちの姿勢や行動そのものが、誰かの心を動かしていることに気づいた瞬間でした。


🌸 おわりに

この日の募金活動を通じて、スカウトたちは改めて「人のために動くことの意味」と「行動することの大切さ」を学びました。

ご協力いただいた皆さま、温かいお気持ちを本当にありがとうございました。
お預かりした募金は、責任を持って能登半島地震の被災地支援およびユニセフへ届けさせていただきます。

来月も地域の皆さまとともに、スカウトらしい奉仕活動を続けてまいります。

【補足】募金活動について、皆さまへお伝えしたいこと

近年、時折「大人が子どもを利用して募金をさせているのではないか」というご意見や記事を目にすることがあります。

ですが、ボーイスカウトの活動は決してそうではありません。
私たち箕面第1団でも、今回の募金活動は大人の指示ではなく、スカウト(子どもたち)自身が「困っている人たちのために、自分たちにできることをしたい」と声を上げて実現したものです。

私たち指導者は、その想いを大切にし、「子どもたちがやりたいことを安全に、そして正しく実現できるように支援する立場で関わっています。

スカウト運動の理念は、「子どもたちが自分で考え、行動し、成長していくこと」です。
今回の募金活動も、まさにその一環であり、子どもたちの「誰かのために何かをしたい」という純粋な想いから生まれたものでした。

もし、募金活動について誤解されている方がおられましたら、どうかこのことを知っていただけたら幸いです。

そして、募金を通じてスカウトたちが学んだ**「社会とつながる喜び」「自分の行動が誰かの助けになる実感」**を、これからも温かく見守っていただければと思います。