75周年記念キャンポリーを終えて

ボーイスカウト箕面第1団創設75周年を迎えパイオニアとして活躍された方々のご苦労に思いをはせ
ました。75年を経て当時からは時代も変わりスカウトたちの立場や環境も大きく変化してきていま
す。
スカウト活動はその時代とともに変化するべきものです。しかし変えてはならない団の気質、スカウ
ト活動の本質があることも然りです。キャンポリーを見てみて、それが守られていることを嬉しく感じ
ています。


熱い(暑い)二日間でしたが75周年記念キャンポリーを無事に終了しました。キャンポリーを企画・運
営してくれたキャンポリー実行委員の皆さん、ご尽力いただいた団・隊指導者の皆さん、お手伝いやご
参加いただいた保護者の皆様に心から感謝申し上げます。
十二支拳士の登場で盛り上がった一日目。ワイドゲームはとにかく暑かったですね。ボーイ隊から
ビーバー隊まで縦の班に分かれて皆で精力的に取り組むことができました。個々の班で年長者から年少
者までお互いに発揮できる力を振り絞って協力しながら課題に取り組んでいました。
「拳の祭典」のキャンプファイヤーも各班のスタンツで個性が際立っていました。リーダースタンツ
も流石、リーダーという出来栄えでした。次の75年後も楽しみです。


二日目の川遊びは逆に冷たい水の中、みんなで大いに楽しみました。岩から飛び込む水の音とスカウ
トたちの歓声が山間にこだましていました。飛び込む場所に行く前に何人かのスカウトから飛び込む
のが怖いと聞きましたがやってみれば簡単、みんな楽しそうに飛び込んでいました。「できない」と
あきらめかけていたのにできるようになった(成長した)スカウトの顔は本当にいい顔しています。こ
れから先も困難なことにも笑顔で挑戦していきましょう。
さて次の節目は80周年ということになります。5年後のことです。その頃には皆さんはどのような姿
になっているでしょうか。ビーバー隊やカブ隊のスカウトは立派な先輩スカウトになっているでしょ
う。ボーイ隊やベンチャー隊のスカウトは良き指導者になっているでしょう。具体的には各自が夫々の
目標を掲げて、そこに向かって確実に進んでいくことです。それはボーイスカウト活動以外のことでも
かまいません。それほど遠くない未来、なりたい姿を想像してみてください。そして80周年、100周
年に向けて箕面第1団は活動を止めずに皆で発展させたいものだと強く感じています。

団委員長 川内 豊