大舎営1日目 ~H.A.M.A入学式~

カブ
カブ

先月、ハンター協会からの手紙を受け、ハンター アカデミー マイン アケノベ(H.A.M.A)の入学を認められたカブスカウト隊。バスのお迎えもあり、どこへ行くのかどきどきしているスカウト達の横で、Iデンリーダーが何やらごそごそ・・・どうやら、協会からの更なる手紙を受け取ったようです。

手紙の内容通り、デンリーダーさんのカバンの中には、各組のカラーのネッカチが!そして、イスの下には校章バッジが隠されていました。これが、H.A.M.Aの生徒である証のようです。
【H.A.M.A 入学式】
H.A.M.Aに到着したカブ隊一行。出迎えてくれたのは、サングラスにジャケット・・・そして、もじゃもじゃ髪の怪しいおじさん。いかにも、「怪しいおじさんには近づいちゃだめよ!」と言われるであろう、その佇まい。勇ましい(?)スカウト達は、臆せずおじさんに絡みついていきます。箕面一団のスカウトへの危機管理教育はどうなっているんだ!?

その怪しいおじさんは、実は、H.A.M.Aの教頭先生。今朝まで影響を及ぼしていた台風10号の影響で出張先から戻れなくなった校長先生に代わり、出迎えてくれたようです。校歌である「狩りの歌」を歌い、入学式は粛々と進められ、カブスカウト隊は入学を認められました。
ここからは、たくさんのハンター達が、スカウトへいろんなハンターの技能を教えてくれるようです。果たして、スカウト達は、みごと卒業することができるのでしょうか??

【おさかなハンター】
まず、最初にやってきたのは、ギョギョギョの池。「みんなー!ギョギョギョ!」「ギョギョギョー!」というかけ声を要求してくるテンション高めな、おさかなさん。白衣姿がとっても色っぽい、そのおさかなさんは、先月、カブスカウト達が道具を使用してお魚を捕っている姿をみて、「道具を使うとは自然に対して卑怯!ありがたみを知るためには手づかみで捕らないといけない!」いてもたってもいられず、スカウト達に魚のつかみ方を教えに来てくれたようです。

ただ捕るだけでは、ハンターの訓練にはなりません。2組ずつになり、5分間で何匹捕れるのかのタイムトライアル。とっても活きのいい魚で、なかなか思うように捕まえることができません。

結果は、1組2匹。2組3匹。3組1匹。4組3匹。1
分以内に2人(O兄妹)が捕まえる事ができたことを評価して、4組の優勝となり、おさかなさんからトロフィーの授与が行われました。
サメの三郎というそのトロフィーはおさかなさんにとって、とても特別なトロフィーのようでした。

【いざ、マインアケノベ(明延鉱山)へ】
どうやら、マインアケノベには宝物が眠っているらしい。この宝物を見つけてくるというのが、今回のミッション。鉱山について
の知識を学んだスカウト達は、冷気のただよう薄暗い鉱山へ入っていくのでした。

今はライトがついているけど、昔は頭につけたライトだけを頼りに真っ暗な中で、40キロの道具を抱えながら、塵での病気に苦しみながら働いていた鉱山の人たちに思いを馳せながら、スカウト達は熱心にガイドさんの話を聞いたり、時には質問をしていました。 所々にキラリと見える、銅などの鉱物。人が掘ったというこの道が500キロメートルにも及ぶという話を聞いて、驚いていました。(今は、ほとんどが水没しているようで、歩ける場所は限られています。)現在、酒蔵として活用されているようで、たくさんの酒瓶を見て、大人は色めき立っていました。「明延」という、そのお酒は、1カ所の酒屋さんにしか売っていないそうです。お近くにお寄りの際はぜひ!
と鉱山に夢中になっていたスカウト達ですが、気がつくとゴール。ん??宝物は?
そこに、今までだまってついてきていたおさかなさんの探知機、サメの一郎・二郎が激しく反応!(どうやら、トロフィーの三郎と兄弟のようです)「ここは、私に任せるギョ!」と俄然張り切ったおさかなさん。そこには、宝箱と手紙が!

今まで色めき立っていたスカウト達。「宝物は、4ヶ月で・・・」という内容にさしかかると同時にテンションが明らかにトーンダウン・・・手紙を読み進めてみるけど、や・・・やりにくい・・・(笑)
入学したばかりで、そんな甘くはないよ!ということですね。残り、2日間で何とか認めてもらうしかありません。

【星空ハンター】
夕食を終え、薄暗くなった外に呼び出されたスカウト達。そこには、星空ハンターである、乾川淳二さんの姿が・・・進んだ先で乾川淳二さんは、あるお話を始めます・・・

お話を聞く中で、トントンとたたかれたスカウトは、順番にすでに暗くなった道を歩いていきます。所々にランタンはおいてありますが、真っ暗な森の中で、虫の声だけが聞こえる夜道。スカウト達は、どんなことを感じて歩いてく
れたのでしょうか。私はゴールで待機していましたが、「怖かった!」というスカウトも一部にはいましたが、数人で歩いたこともあってか、みんな楽しそうにゴールをしてきました。最後のグループが上がってくるときに「びっくりさせてみよう!」と、先にあがっていたスカウトみんなで猛ダッシュ!ドッキリは成功~かな?(笑)その後は、星空観察。朝まで大雨が降っていたことが嘘のように、晴れた空に星がたくさん輝いていました。勇敢なカブスカウトを称え、乾川淳二さんは、ランタントロフィーを授け去って行ったのでした・・・