「ぼくらの町を守るぞ!」夜回り火の用心

2019年01月09日

夜回り火の用心

テーマ:「ぼくらの町を守るぞ!」
目標:自分たちの町を認識・正義感を養う
集合解散:桜井駅前 阿比太神社 2ヶ所2組
地域:自分たちの校区内
2018年12月26日 18:00~19:30
27日 18:30~19:30
28日 18:30~19:30(阿比太神社解散)

「火の用心、マッチ一本火事の元、さんま焼いても家焼くな、ふとん蹴ってもストーブけるな、戸締まり用心火の用心」
拍子木を打ち、こんな掛け声を出しながら、自分たちの町を夜回りしました。

「火の用心」の夜回りは、400年以上前の江戸時代初期に始まったとされています。

師走の26~28日は寒さも厳しくなり、厚い防寒着が欠かせませんしでした。
初日に集まったスカウトは、うさぎ(スカウト)は初めての人は多くワクワクしながら、しか・くまスカウトは去年の経験から少しうんざり気味。
しかし、今回は各組3日間延べ7名の警察官の方々が同行して頂きました。
みな警察官を間近に見るのは初めて・・・・無線機や警棒、ピストル(ケース越しに)に興味津々!
また、ボーイスカウトの制服と同じ様に肩章やバッジがたくさんついていました。
同じように階級や所属がわかるようになっているのですね。しかも敬礼も同じです。

出発前に夜回りの心得などを話して頂きました。
声を出して歩くだけではなく、目で火の明かりやドロウ棒がいないか見る事、鼻でけむりやガスのニオイがしないか確認すること、耳で助けや怪しい音がしないか聞くこと。まさにボーイスカウト隊に上進した時に必要なパトローリングの要素そのものです。
また、怪しい人を見つけるだけではなく、スマホ歩きやイヤホンをしながら自転車に乗る人などに注意してあげましょうとのアドバイスもありました。
中には、「みっつのちかい~♫<そなえよつねに>の歌しってるかな?その歌詞にある 人のために備えよ常に この世のため備えよ常に とあります・・・・」といきなりボーイスカウトの歌のお話が・・・!? なんと他県のカブ隊隊長をしている警察官の方でした。敬礼もカブ隊の方法でしっかりスカウトに伝わるお話して頂きました\(^o^)/

そして夜回りに出発したのですが、1日目はなかなかセリフが覚えられなかったり、みんなのタイミングが合わなかったり、恥ずかしくて声が出せなかったり・・・・しかし3日目には皆しっかりそろって声を出しながら回ることができました。しかも本物の警察官と一緒に夜回りです。最終日には君たちは市民として大変よい行いをしているとねぎらいのお言葉を頂きました。

そんなカブスカウト隊の夜回りを経験したスカウトは、数年後にはボーイスカウト隊でもっと夜遅くに夜警を実施し、
その後、ベンチャースカウト隊になると自分たちで夜警を計画して実行することになるでしょう。
そしてその後、本当の意味での「自分たちの町を守る」を夜回りや夜警の経験を通して理解することでしょう。

また夜回り実施に伴い多くの大人(保護者や警察官・リーダー)にお手伝い頂きましたが共に学び理解を深めたことと思います。
スカウト教育法の中には<行うことによって学ぶ・小グループでの活動・成人の支援・社会との共同>などの要素があります。
ボーイスカウトのスカウト教育法は年代別に段階を経てより良き社会人を育む極意がこういった活動の中にもあります。


現代では、「火の用心」の夜回りの拍子木の音や声が、近所迷惑・騒音だとしてトラブルに発展することや、火事への注意喚起として現実的にどれほど効果があるのか(意味があるのか)、消防団など団体の存在アピールや示威行動ではないのかなど、ネットでは様々な疑問が呈されてますが、
夜回りには事故事件が多い年末年始に夜警・防犯上、人々が意識することにより犯罪の抑止になることも期待できます。
実際に箕面第1団の夜回り夜警の歴史の中に2回火事を発見して消化活動に参加したことがあります。よってそれ以外にも声を聞いて未然に防げたケースも無かったとは言えないはずです。
また重要な事は上記に述べたように大人になった時に自分たちで地域を守る意識を正しく持つこと、伝統を受け継ぎ守りその中に必要なことを見出すきっかけとなるよう実施していることをぜひご理解頂きたいと思います。

♪そなえよつねに  作詞:堀内敬三 作曲:Giordano
1、三つのちかい  名誉かけて  ボーイスカウト
おきて守り  人のために  備えよ常に

2、強き体  かたき心  ボーイスカウト
築きたてて  この世のため  備えよ常に