夏季大舎営3日目 いざ、ヌプリハチブセへ

2018年10月23日

昨日のファイヤーの余韻が残る中、舎営最終日3日目がスタートです。美味しいご飯をもりもりいただき、ファイヤーの最後に部族長ハマーンにお願いされた通り、ハチブセの神々に感謝を伝えるため、集めた8つの紋章をもってヌプリハチブセに登ります。

ソングを歌って元気になったところで山に向けて出発です。まずはスキー場の斜面を登ります。滑ったらあっという間なのに登ると急だし、登っても登ってもいつまでたっても坂道なので「リフトに乗りたーい」と心の折れているスカウトもいましたが、暑さに負けず足を進めました。しんどい時には組のコールを組長さん声かけし、士気を高めてくれました。ファイヤーを経てさらに組の結束が強くなりましたね。

  

後半は階段だらけ!手作りの階段でさまざまな幅がありでこぼこで歩幅を合わせるのに一苦労。箕面よりは気温は低かったものの、みんな大汗をかきながら登りました。きつい道のりの中でも、途中の水たまりでオタマジャクシを見つけたり、振り返ると美しい景色が見えたりと、自然が私たちを励ましてくれました。険しい道のりを超え、なんとか全員で山頂にたどり着くことができました。

  

 

ヌプリ・ハチブセ山頂 <ハマーンからのメッセージ>

ついにハマーンと約束をした、聖なる山、ヌプリ・ハチブセの山頂までやってきたカブスカウト隊。

山頂のモニュメントをふと見てみると、そこにはなんと横たわったハマーンの姿が!ハマーンは高齢のため、ヌプリ・ハチブセの山頂までは登れないはず…にぎやかなスカウト達の声にも何も聞こえないかのように横たわったまま反応がありません。その手には、一通の手紙が・・・・・

  

 

『カブスカウト諸君

  よくぞヌプリ・ハチブセまでたどり着いたな。その勇姿、しかと見させてもらった。もう思いのこすことはない。勇気の証として、代々伝わるわしの首飾りを君たちにあたえよう。箕面の里に帰っても、この夏の思い出を忘れずにがんばれ!おうえんしているぞ!』

そうか…そういうことか…ハマーンは無理をして山を登りここで力尽きてしまったのか…とハマーンが身に着けている首飾りに手を伸ばすと「うわー!!」なんとハマーンがムクリと起き上がった!!疲れきって眠り込んでいただけだったようだ。(セリフを書いたメモを持って・・・)なんて人騒がせな!! 何はともあれ、ハマーンが元気でよかった!

  

「君たちにとって首に着けている布(ネッカチ)は大事な物のようだ。この首飾りをみんなで分けてその布を留める飾りにしてもらいたい。そうそう…君たちは、カメラという面白い道具を持っているそうだな。それで、わしを撮ってもらいたい!」

というハマーンの願いに応えて、ハマーンから譲り受けたチーリンをつけて、みんなで写真撮影をしました。ハチブセから見る360度の景色は圧巻で、空気もさわやかでとっても気持ちよかったです。



ハチ高原360度空撮



下りの途中では、休憩がてらみんなで芝生の上で寝転がりました。きれいな芝生にきれいな景色!スカウト達は、ゴロゴロころがって競争したりしていました。あまりにも気持ちよくて、ずっとそこにいたい程でした。

  

山頂でしか見られない景色、空気、達成感。足がガクガクになりながら、「なんで登ってしまったんだろう」なんて時には思いつつ登ってきた気持ちが、一瞬で晴れるほど気持ちのよいハイキングでした。登った人しかわからないというのは、こういうことなんだなぁと改めて感じつつ、ヌプリ・ハチブセ登山で今回の8つの試練、夏の大舎営3日間を終えました。

スカウトにとっては親元を離れ過ごした3日間は本当の試練だったかもしれません。3日間で驚くほど成長した君たちを誇りに思います。

ありがとう!鉢伏。ありがとう!ハチブセの神々。厳しくも楽しい一生忘れない大切な思い出となることを願って・・・・・

平成30年8月17日(金)~19日(日)