ボーイ隊 5月隊集会「野帳隊集会」

ボーイ
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行事名 : 野帳隊集会

日 時 : 2022年5月15日(日)

【内容】
 スカウト間の連絡網は基本電話で行われるもので、相手の声を聞いてメモに書き留めます。そのため、「野帳隊集会」ではなく、「やちょうたいしゅうかい」と聞こえるのです。つまりなにを伝えたいかといいますと、「やちょうたいしゅうかい」と聞くとスカウトは自然と「野鳥隊集会」と頭の中で変換するわけなんですよね。恐らくこういう活動をしていなければ私も同じ間違いをしていたでしょう。ですので隊集会当日まで鳥を観察できると思っていたスカウトがちらほら見受けられました。その勘違いを訂正してあげると今日やるのは「野鳥」ではなく「野帳」であることを知り、少しテンションが下がる様子をみて私は何か損したような気持ちになりました。

コンパス片手に道をくだります

 途中できれいな野鳥が出て来てはくれないかと考えながらスタートした野帳。一度やり方を覚えると皆どんどん突き進んでいきます。手帳とシルバーコンパスを両手に握って。     

あっという間に記録が終わって人権文化センターに帰ると、次は記録を元に簡易的な地図の作成に移ります。自分の足で進んだ角度と歩数を頼りに書いていくので一つ角度の違う記録があれば全く違う地図になってしまいます。ここが最初の野帳の一番難しいところだと私は感じたのですが、意外にスカウトたちは部分部分違えど全く異型の地図が出来上がることはなく、正解の地図の特徴を捉えているものがほとんどでとても驚きました。新人の子たちも遅れを取っている感じはなく、まわりのスカウトと同じように挑戦していてとても頼もしく感じました。

野帳は地図にするのが難しい…

 野帳が終わるとこの先BS隊でずっと使われることになる班旗の作成に移りました。現在存在する4班は年を重ねても班員がどれだけ変わろうと班名だけは変わらすに残っていく予定です。ですので今回作成した班旗はこの先ずっと使われるものなのです。そこでデザインも慎重に考えなければならないのですが…。心配する必要は全くありませんでした。どの班旗もエンブレムがめちゃくちゃにカッコイイ!どの班にも絵が上手な子がいてきれいなデザインになっていました。中には画伯によるとてもユニークなデザインも。少しご紹介させていただけるのなら、例えばフクロウ班のめちゃくちゃかっこいいフクロウのエンブレムの両隣に頭から直接足が生えたなんとも不気味でかわいいフクロウがいらっしゃいます。これはほんの一例ですので機会があればぜひすべての班の班旗をご覧になっていただきたいです。それぞれ個性があってとてもおもしろいのです。次に班旗をもってやってくる隊集会が楽しみで仕方がありません。

(報告者:井上)