スズノコ採りキャンプ2日目の朝は雲ひとつないほどの快晴!
ただ、朝になっても例年の冷え込みはなく、果たして肝心のスズノコがあるのか、一抹の不安を抱えながらの起床です。
パンメインの朝食を摂った後、登山口まで移動します。
ここで準備運動などをこなし、リーダーからゴーグルとビニール袋が配られます。
ゴーグルは、笹の密生した林に入るとき、前の人が除けた笹が目を直撃したりするのを防ぐためのものです。
さて、準備が整いました。いよいよスズノコ採りのために山に入ります。
すると来年と同様、登山道の脇にちゃんとスズノコが顔を出していてひと安心。
いよいよ笹が生えているところに分け入ります。ただ、あまりスズノコ採りに夢中になっていると、奥深くまで立ち入ってしまい迷子になる恐れがあります。
そこで、2人1組のバディシステムを組みます。時々リーダーが声をかけると、1から7までのそれぞれのペアが返事をして遠くに行ってしまっていないか確認する、これを繰り返しながら収穫していきます。
気候のせいなのか、全体的にいつもより標高の高いところの方が豊作だったように思いますが、目の肥えているスカウトたちは、細いスズノコには目もくれず、短く太い良物をたくさんゲットしていました。
それでは皆の奮闘の様子と戦果をご覧ください。
かなりの豊作で、用意したビニール袋が破れる人続出でした。
野営地に戻ってからは、各班が事前の班集会で予め決めていたメニューを作ります。
メインメニューはフクロウ班がスズノコ入りチャーハンにスズノコ入りチンジャオロース、アヤタカ班がスズノコ入り肉のしぐれ煮です。
リーダーがスカウトたちから依頼されていた食材の調達に少しミスったのですが、両班ともにうまく料理を仕上げていました。
調理と並行してテントを撤収し、このサイトともお別れです。
最後はあまりに陽が暑いので、木陰で集合して現地を後にし、箕面に帰りました。