理想のキャンプサイト設営 ~箕面第一団70周年記念キャンポリー~

2018年10月30日

9月の3連休を使って、箕面第一団の70周年記念キャンポリーが教学の森で開催されました。

BS隊は、記念キャンポリーの目玉企画の一つでもある展示『理想のキャンプサイト』の設営を担当しました。9月の隊集会は、その設営を主目的とし、設営後はそのまま団行事である記念キャンポリーに合流して、最長で2泊3日の日程となりました

サイトに設営するのは、家型テントやフライを張るほか、立ちかまど、食卓、食器棚といった工作物を作ります。当たり前ですが、『理想の‥』と銘打つだけあって、さすが!という出来にならなければBS隊の面目丸つぶれです。

スカウトたちにそのプレッシャーをより感じてもらうための仕掛けも用意しながら(後述)、まずはリーダーが会場に運び込んだ資材を整理します。量が多いので、これだけでもひと仕事・・・

 

会場の広場に資材を並べて作業開始。

 

雨がパラつきそうなので、雨除けシェルターも用意しながらの作業となりました。

 

まずはスカウト達を、丸太を決まった長さに切る班と、結索用ロープを作る班の2つに分け、それぞれが作業を開始しました。

もっとも丸太の長さと数は、すでに先月の隊集会の前に、隊長がなんとCADを使って(!)設計図を書き、正確に算出していました。先月の隊集会は、ミニチュアでその実現確認・チェックをしたということでもあります。

 

これが隊長が設計したうちの食卓のCAD図面。人間がヘルメットをかぶっているのはご愛敬(笑)

 

丸太切り班は、設計図から算出して用意した60本ほどの丸太を、それぞれ決まった長さに切っていきます。

 

きちんと測って切るのは意外に面倒な作業。

 

丸太をこれだけ使うということは、これらを結索するロープも相当の数を要することになります。そこで、トータル費用を節約するため、リール巻きのロープから使いやすい長さにカットして端末処理したものを大量に作るのが、ロープ製作班なのです。

 

あやとりではありません(笑)

 

糸巻になったロープを使いやすい一定の長さに切るよう、丁寧に伸ばしていきます。

 

出来たロープの束を絡まらないよう吊るしたら、手延べそうめんの里が出現⁇

 

丸太切りとロープづくりの作業が落ち着くと、横ではいよいよテントやタープの設営が始まりました。

 

 

 

 

一方では工作物の実製作も始まります。ここで、隊長が持ってきた「プロ機材」が大活躍!

その素晴らしい段取りをご覧ください。

 

まずはきっちりと杭を打つ位置を地面にマークします。環境に負荷をかけない専用の白いスプレーを使いましたが、サッカーのフリーキック時の審判のよう?(笑)

 

次に、硬い地面に木製の杭を打ち込みやすいよう、非常に硬い短いクサビ状の金属の塊を打ち込みます。実はこれは道路工事でダダダダンと音が鳴るあの器具の先端部分なのです!(右の赤い服を着たスカウトが打ち込んでいるもの)

 

金属の塊を抜いて、できた穴を使って杭を地面に垂直に打ち込んでいきます。

 

縦の杭は急がず丁寧に垂直に打ち込むのが美しく仕上げるコツ!

 

スカウト達も吸収が早く、グングン上手くなるとともに工程も工夫するようになり、隊長にこのままコイツは現場で使える!と太鼓判を打たれるスカウトも(笑)

 

食卓の椅子の座面に当たる部分には、これまでとは異なる太い丸太を結びつけます。

 

こちらは食器棚。角しばりをする数はこれが一番多いかも。横の丸太を結えつけるときに、垂直部分を微調整します。

 

こちらは立ちかまど。まずは2つの三角形をきちんと同じ大きさに作るのが美しく作るコツ!

 

最後に食卓と食器棚の天板部分に竹を割ったものを敷き詰めて・・・

 

途中からベンチャー隊の助けも借りながら、かなりの時間をかけて、ようやく『理想のキャンプサイト』が完成しました。それではその出来映えをご覧ください。

 

<テント>

 

<タープ>

 

<食卓>

 

<食器棚>

 

 

<立ちかまど>

 

説明看板のようなものがありますが、これは設営物の製作担当者の顔と名前を掲示したものです(写真では名前を消しています)。

これは、本人たちに責任を持って作ってもらうためはもちろんですが、翌日以降ビーバー・カブスカウトがこの展示を見たときに、BS隊のお兄さんお姉さんカッコいいな、将来自分もこんなの作れるといいな、と感じてもらいたいためでもあります。

これらの設営物は、広場をぐるっと囲むように作りました。サイト全体の完成パノラマ写真はこのようになりました。

ん?、一番右にあるものは何でしょうか?

これは実はドラム缶風呂で、リーダーが担当しました。これには翌日の見学者も興味深々‥‥

 

 

ドラム缶はこれまた隊長の驚異の調達力で新品を用意し(!)、夜には実際に湯を沸かして希望する隊員に一人ずつ入ってもらいました。それが皆、いい湯だ!気持ちいい!と大好評でした。

この極楽顔の皆をご覧あれ!

 

 

翌日の記念キャンポリー1日目には、ワイドゲームの一つの関所として理想のキャンプサイトが使われ、設営物の見学とそれにまつわるクイズを行いました。

 

 

 

2日目のワイドゲームでは、美しい見本を参考に家型テント早たて競争をしました。

 

 

2日目が終わると午後は撤収でしたが、あれだけ苦労して作ったのにバラすのはあっという間・・・いろんなことがあったこの3日間の思い出を胸に、この地を後にしました。