2017年夏季大舎営<2日目>

カブ
カブ

カブスカウト隊は、年に1度のビックイベント、夏季大舎営(2泊3日)に行ってまいりました!
この3日間、色んなチャレンジやチームプレイを通じて、スカウトたちはぐーんと成長してくれたはず!今年の舎営のテーマは「忍者修業」。さて、どんなプログラムが展開されたのでしょうか?今回は2日目(8/19)の様子をご紹介します!
 
<びわ湖での湖水浴>
2日目は前日のぐずついたお天気とはカラッと晴れて、真夏の太陽が降り注ぐ1日となりました。この日は、子どもたちが待ちに待った湖水プログラムの日。スカウトたちは、水遊び道具を片手に「早くに水に入れてくれ!」と言わんばかりに朝からギラギラした目で、「いつ泳ぎに行くの!」「いつ水鉄砲で遊べるの?」と大騒ぎです。
 
朝食を済ませ、8:30に宿舎を後にして、びわ湖に向かいます。片道30分程の道のりを行くと、マキノ・サニーサイド・ビーチに着きました。すぐにでも湖に飛び込みたい気持ちを抑えて、まずは遊泳の際の注意事項の説明とバディ・システム(常に二人が組になって、互いの行動や状態を確認しながら、事故を防ぐ仕組み)の練習です。その後、準備体操をして、いよいよ湖に飛び込みます!

子どもたちは、自慢の水鉄砲で遊びまくります。子供同士では飽き足らず、いつしかリーダー陣は子どもたちの標的に。鼻から、耳から、口から、あらゆる穴から水鉄砲の水が遠慮なしに入り込んできます(笑)。必死に応戦するものの、多勢に無勢。とりあえず潜るか、岸に上がるかしか選択肢がありません。

遊泳タイムを終えると、次はチャレンジブックに掲載されている「水泳選手」章へのチャレンジです。今回は複数ある考査項目の中から、「25mを泳ぎ切る」と「2分間の立ち泳ぎ」。すでに水泳選手章を持っているスカウトも、これから取得というスカウトもトライです。総勢15名近いスカウトがチャレンジ。25mの完泳はほぼすべてのスカウトが合格しましたが、2分間の立泳ぎは意外と体力が必要で、ギブアップするスカウトが続出。マキノ・サニーサイド・ビーチは遠浅ではなく、数メーターで湖底が深くなる地形で、プールのように底に足がつく安心感がなかったことも影響したようです。
 
水泳選手章へのトライの後は、忍者修業の課題の一つである「水遁の術」にチャレンジ!自分たちでミニ筏を作り、水の上に立って移動することに挑戦です。リーダーからペットボトルや布ガムテープ、ロープやスノコを提供され、組ごとに知恵を絞って筏の設計図を書き上げた上で、自分たちで制作します。与えられた時間が短く、みんな四苦八苦しながらも、なんとか全組が時間内に筏を完成させることができました!

組ごとに筏のネーミングや特徴、苦労した点などを発表してもらった後は、いよいよ進水式です。無事に全組の筏が浮きました!ただ今回重要なのは、筏の上に立てるかどうか。組ごとに筏の底の形状が異なったり、ペットボトルの装着方法が異なったりと、バランスの良し悪しに差が出ます。スカウト全員が筏の上に乗り、水遁の術にチャレンジ。残念ながら、立つところまで出来たスカウトが何名かいましたが、移動するまでには至らず、各組の評価に差はつきませんでした。

その後は、再び水遊び。リーダーに空中に投げ飛ばされて大喜びするスカウト、筏に立つことにチャレンジし続けるスカウト、水鉄砲でリーダーを狙い撃ちし続けるスカウト、浮き輪に乗ってプカプカとくつろぐリーダーをひっくり返して喜ぶスカウト、などなど。それぞれ、びわ湖の夏を満喫して、宿舎への帰路につきました。

 
<キャンプファイヤー>
2日目の夜は、我々に気づかれないようずっと修行を監視していた忍術研修所の所長との初対面となるキャンプファイヤーです!

まずは、点火です。勢い良く出てきた先輩忍者、栄丸の火遁の術で「点火!」と思いきや、火はつかず。ここまでは台本通りです。間髪おかず、所長が「栄丸よ、おまえもまだまだよのぉ!」という台詞とともに颯爽と登場。そして「臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前!」と見事な九字切りを使い、点火に至るはず・・・・でしたが、まさかの着火せず(笑)。スカウトたちの「えー所長やのに・・・」との声は、所長の自尊心を地に落としましたが、そこは不屈の精神力で見事なリカバリー。何とか点火に至りました。
 
リーダー陣も研修所で修了した忍者という設定だったので、全員が忍者の衣装を着てファイヤーに参加。「三位一体」や「魚鳥目」「落ちた、落ちた」といった定番のゲームや罰ゲーム、そして、「煙は舞うよ」や「ブタがみちを行くよ」「マル・マル・マル」などのソング&ダンスで楽しみました。スカウトたちのスタンツでは、コントやダンスや教訓も入ったお芝居など、各組の個性が反映された出し物を見ることができました。舎営の前に、何度も組集会を開き、一筋縄ではいかないスカウトに骨を折っていただいたデンリーダーさん、お忙しい中、サポートいただきありがとうございました!
 
そして、いよいよ毎年お待ちかねのリーダースタンツ。今年は忍者という設定だったので「ニンニンジャー」のダンスを披露しました。リーダースタンツでは、衣装の早替えシーンが定番になっているのですが、ここで披露できるようなものではないので、控えさせていただきます(笑)。最後は、定番ソング「漕げよマイケル」。スカウトたちの興奮が落ち着いた後、所長から明日の免許皆伝最終試験の案内がありました。そして、隊長のヤーン(夜話)を聞き、明日へのモチベーションを保ちながら、楽しかったファイヤーも終了です。。
 
 
3日目へと続く